野球の基本的ルールを分かりやすく解説!初めて球場観戦に行く前に覚えよう

WBCや大谷翔平の影響で野球に興味を持った人は沢山いるのではないでしょうか?

しかしルールが難しすぎてなかなか覚えられないという人も沢山いる事でしょう。

そこで今回はガチ阪神ファン歴30年(野球未経験)の私が球場に現地観戦して楽しめる最低限の野球ルールを分かりやすく解説するので参考にして下さい!

野球の勝敗

野球はスタメン選手9人で1チームで、点数を多く取ったチームが勝ちとなります。

試合は2チームが攻守に別れて行います。1回表で攻撃側が3アウト取られたら攻守交代して1回裏となり、これを9回まで行います。

これに関しては球場に行けばセンターバックスクリーンにスコアボードがあるのですぐに分かるので安心して下さい。

次に各ポジションについて説明していきます。

投手(ピッチャー)と打者(バッター)と捕手(キャッチャー)

上の画像にあるように投手(ピッチャー)がピッチャーマウンドからボールを投げます。

バッターボックスに立った打者(バッター)がバットでボールを打ちますが、空振りしたり見逃した場合は捕手(キャッチャー)が捕球します。

この時にストライクかボールについて球審がジャッジします。

ストライクとボールについて

ストライクを簡単に説明するとホームベース上にボールが通過するか打者が空振りしたらストライクです。

ただしホームベース上にボールが通過してもボールが高すぎたり低すぎるとボールになります。球審によって基準は様々ですが打者のベルトから膝付近の間がストライクゾーンです。

ファウルについて

上の画像の白線が書いてありますが、白線の内側がフェアゾーンで白線の外側がファウルゾーンです。

打者が打った球がファウルゾーンに飛んだら「ファウル」となり、これは1ストライクです。

三振と四球と死球

ストライクは1人の打者が3回ストライク取られると「三振」で1アウトですが、ボールを4回取ると「四球(フォアボール)」となり、一塁に出塁できます。

また投手が投げたボールが打者に当たったら死球(デッドボール)となり、四球と同じく一塁に出塁できます。

次に内野と外野について説明します。

内野と外野について

これまで投手と打者について説明してきましたが、これからは内野と外野の各ポジションについて解説します。

各ポジションの名称は、上の画像の通りです。

ホームベースから一塁、二塁、三塁までのスペースが内野です。打者は投手が投げたボールを打った打球がフェアゾーンに飛んだら一塁方向に走り、二塁、三塁ホームの順に走ります。

遊撃手(ショート)にはベースがありませんが、そこに選手が守っている守備位置です。

中堅(センター)、右翼(ライト)、左翼(レフト)の位置が外野の守備位置となります。

アウトとヒットとホームラン

ここではアウトとヒットとホームランについて順に説明します。

アウトの種類

アウトの種類は主に三振以外にゴロアウト、フライアウトの2種類です。

ゴロアウトはその名の通り、打者が打った球を内野手の誰かが捕球して一塁に投げます。

打者が一塁ベースを踏む前に内野手の投げたボールを一塁手が捕ったらアウト(フォースアウト)、逆に打者が一塁ベースを先に踏んだら内野安打でセーフです。

また走者に対してボールを持った手でタッチしてもアウト(タッチアウト)になります。

フライアウトは打者が打ったボールが打ち上がってそれを守っている野手がダイレクトで捕球したらフライアウトです。

安打(ヒット)と本塁打(ホームラン)

ヒットについては前述で説明した通り、打者が打ってセーフになれば基本的にヒットです。

ホームランは打者が打った打球が外野の頭を越してオーバーフェンスして外野席に入ったら本塁打で1点入ります。

但しホームランでもベースを踏み忘れて次のベースを踏むとその時点でアウトになります。

補足説明:ホームランを打って一塁ベースを踏み忘れて二塁ベースを踏んだ時点でアウトになりますが、記録上はヒットになります

またオーバーフェンスしなくても打った後にアウトにならずホームベースまで走り切ったらランニングホームランで1点入ります。

エンタイトルツーベースヒット

打球がオーバーフェンスして外野席に入ったらホームランと説明しましたが、打球がワンバウンドして外野席に入った場合は、エンタイトルツーベースとなり二塁打です。

また外野手のグラブに打球が当たってオーバーフェンスした場合はホームランなので覚えておきましょう。

最後に

今回は野球の基本的ルールについて解説しました。

野球のルールについて解説すると他にも沢山あるのですが、この記事に書いたルールを押さえておけば球場に現地観戦しても楽しめること間違いなしです!

最後まで読んでいただきありがとうございました。